瀬戸 康裕さん(右) 瀬戸 諒馬さん(左)
金沢の風習にちなんだ生菓子が人気 看板商品は飽きのこない味の「酒まんじゅう」
夏の「氷室まんじゅう」、婚礼用の「五色(ごしき)生菓子」、出産祝いの「ころころ餅」など生菓子のおいしさに定評があります。「金沢に伝わる風習にちなんだお菓子を大切に受け継いでいきたいですね」と店主の瀬戸康裕さん。特に人気があるのは看板商品の「酒まんじゅう」で、冠婚葬祭用のほか、お茶受けやおやつなど普段づかいのお菓子としてもよく売れるそうです。餡は甘さ控えめなので「何個でも食べられる」と評判です。「どら焼」や五郎島金時を使用した「焼き芋パイ」は1年を通して人気。2018年2月に現在地に移転した店舗は和の風情が漂います。
落ち着いた和の風情が漂う店舗
こだわりの和菓子が所狭しと並ぶ店内
「常豊丸」は加賀藩御用船北前船の名前
栗や五郎島金時など季節の和菓子を取りそろえる
丁寧に焼き上げた皮に厳選素材のつぶあんをはさんだ「どら焼」